オンラインゲーム内での「離婚」に腹を立てた女性、相手のオンラインゲームキャラを削除して逮捕(slashdot.jp)
これってアクセス禁止法で逮捕なんですね。
アクセス禁止法3条2項1号、4条に下記のような記述があります。
3条 2項 1号 前項に規定する不正アクセス行為とは、次の各号の一に該当する行為をいう。
一 アクセス制御機能を有する特定電子計算機に電気通信回線を通じて当該アクセス制御機能に係る他人の識別符号を入力して当該特定電子計算機を作動させ、当該アクセス制御機能により制限されている特定利用をし得る状態にさせる行為(当該アクセス制御機能を付加したアクセス管理者がするもの及び当該アクセス管理者又は当該識別符号に係る利用権者の承諾を得てするものを除く。)
4条 何人も、アクセス制御機能に係る他人の識別符号を、その識別符号がどの特定電子計算機の特定利用に係るものであるかを明らかにして、又はこれを知っている者の求めに応じて、当該アクセス制御機能に係るアクセス管理者及び当該識別符号に係る利用権者以外の者に提供してはならない。ただし、当該アクセス管理者がする場合又は当該アクセス管理者若しくは当該利用権者の承諾を得てする場合は、この限りでない。
以上、
不正アクセス行為の禁止等に関する法律より
つまり、
・IDとPassを教える事
・許可さえもらえば教えてもらったIDとPassを使ってログインする事
自体は違法ではありません。
これに対して記事には下記のような記述が。
「男性はゲームが下手で、容疑者にIDを教え、自分のキャラのステージクリアを頼んでいた」
男性自らIDとPassを教えていますし、ゲーム攻略を頼んでいるのでログイン自体も違法ではありません。そうなるとこれアクセス禁止法に抵触していないと思うんですが。
問題とするのならば、女性は「キャラを消すため」にログインしたかどうか。
キャラを消すためにログインするなら男性は許可しないでしょうからこれでは違法でしょう。
ですが離婚に気付き、ログインした状態でキャラを消したら?
アクセス禁止法で逮捕となるかの争点とするならここが一番のポイントとなる気がします。
ネットゲームからクリアする(ネットゲームを終わらせる)という意味で言えば、ある意味最良の方法なので、この行為自体も問題ないと思いますけどね:-)
とはいえ、IDの共有は
第6条4項に会員規約で違反となっています。前からずっとID共有はトラブルの元と言われているのに教えた男性は自業自得ですし、同情の余地もありません。
むしろこんな事で警察を動かすなんて税金の無駄です。文句があるのなら民事で事を起こして下さい。
何はともあれ、現実でも仮想でも結婚は人生の墓場だと改めて実感します。
昔の人はいい事を言ったものですね。
【参考、というか丸パクリ】
本人から教えてもらったパスワードで不正アクセスは成立する?(水無月ばけらのえび日記, 10/23)
(2008/10/29追記)
改めて読んで思ったんですが、これほとんど自分の意見として書いてないんですよね。・・・すみません。
とりあえず、これはアクセス禁止法で捕まるのはおかしいと思うのと。
もし、アクセス禁止法で捕まえたいのなら「女性がキャラを削除しようとしてログインした」事を押さえないといけないので、実際アクセス禁止法で逮捕するのは無理なんじゃないかと言う事です。